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外壁改修工事施工計画書 40ページ

項       目 ページ数
24 総則
26 工事概要
28 施工体制
30 品質目標
34 外壁修繕施工数量
36 外壁修繕使用材料
44 下地補修工事A13 13
46 下地補修工事(下図にサンプル) 11
52 外部塗装材料一覧
56 施工複層塗材E吹付
58 外壁薄塗材E吹付
60 トップライト枠・ガラスシール打替
72 内部各種塗装方法02
74 塗替え施工要領03 3
78 新規塗装施工要領03
82 改修工事安全
一部を抜粋
(2)改修工事実施計画の作成
1)養生計画
養生範囲、養生方法について計画する。
第三者が使用する中での工事で養生についても細心の注意を払わなくてはならない。
養生のやり方によって作業終了時の清掃時間が大きく変わるので、工事前によく検討しておく必要がある。また、使用する養生材料も、使用箇所によって使い分ける。
2)足場計画
足場が必要な場所を明確にし、建物の使用に与える影響を明確にする。
新築工事に比べ障害物が多く存在するので、作業足場に制限を受けやすい。
改修工事で、使用される作業足場の代表的な存在はアルミ脚立であるが、事故も多く発生しているため、安全性と効率性を考え合わせ検討する。
3)工事動線計画
工事用の動線を計画し、建物使用者や第三者への影響を明確にする。場合によっては仮囲いの設置などにより、第三者との工事動線を、明確に分離する必要もある。
4)仮設事務所、作業員詰所の計画
空き部屋を借用する場合や、機械室の一部を借用する場合もあるが、工事の規模、作業人数によって、敷地内あるいは敷地外に、仮設事務所や作業員詰所を設置するよう計画する。
5)工事用給排水、電力の供給計画
給水や電力の引込みは、同一敷地内1箇所の引込みが原則であり、既存の設備から分岐して使用する場合がほとんどである。しかし、その分岐する位置は、よく考慮して決定しないと既存設備に思わぬ影響を与え、クレームが発生する場合もある。
6)火気使用の制限
火災は最悪の工事事故といわれ、熱や燃焼により備品や書類の原形がなくなるだけでなく、消火に使用される水による被水、焼けたにおいが悪臭として残るため、長期間ビル機能停止となる場合がある。
火気使用を基本的に禁止している現場も多いので、火気使用にあたっては代替工法を含めた十分な検討が必要となる。
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