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左官工事施工計画書 41ページ

項      目 ページ数
左官総則 1
施工体制 1
材料・調合04 4
サッシ回りモルタルつめ 1
壁モルタル塗り 4
床モルタル塗り 2
笠木・幅木・開口部 2
柱・梁型 1
階段 5
伸縮目地 1
コンクリート床均し05(下図サンプル) 5
コンクリート打放し補修 4
セルフレベリング 3
合成樹脂塗り床06 6
左官安全衛生 1
一部を抜粋
 5)施工手順
a.下地の清掃
下地は塗付直後によく清掃し、水湿しを行い、水の吸収を調整してから下塗を行う。日数のたった下地は、下塗の前日に水洗い清掃する。
b.形状・寸法糸張り
両側及び天井・土間に仕上げ寸法の墨を出し、コンクリート釘を打ち、糸を張る。
c.抱き廻り
(1)タイル下地などの抱き廻りは、係員の指示に従ってサッシのチリを決め、タイル割りのもとにタイルの厚みを差し引いた寸法で壁小面の出を決め塗り厚の基準とする。
(2)コンクリート打ち放し面の抱き廻りは、窓・出入り口共に変更される場合があるので、その時はサッシのチリを決め、面には小面定木を張る。塗り込み押えの後面木をはずし、よく補正して仕上げをする。
d.材料の練り合わせ
セメントと砂をよく混ぜ合わせ、水を加えて良く練り合わせる。(混和材料を混入する時は粉末状のものは、から練りの時に混入し、合成高分子系混和剤等液状のものは、あらかじめ混練水に混和する)。練り合わせは機械練りを原則とする。
ミキサーや道具を洗った水は直接排水しないで、分離槽などを通してから放流する。
e.下塗り
下地面なりに7mm程度の均一な厚さにコテで十分にすり込みながら塗り付け(空隙がないよう)、塗り付け後は金ぐしなどで全面にわたりかき荒らしておく。吸水の激しい下地のものは吸水調整剤等を用いる等の対策を立てる。
下地に不陸があるときはムラ直しをする。
水引具合を見計らい、丁寧にくし目を入れる。
下塗り後は2週間以上出来るだけ長期間放置させ、継目等に生じるひび割れは十分に発生させる。ただし天候の状況、下塗の種類等によっては監理者の承認を得て、放置期間を減ずることが出来る。
(以下省略)
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